こんにちは。
ベジタリアンの松山カンキ(@wemmick03)です。
焼肉・焼き鳥とにかくお肉が大好きで、23年間お肉をガッついてきた肉食野郎でした。
あることきっかけに2016年の1月からベジタリアンになることを決意、それから早3年が経ちました。
今回は、なぜ肉食だったぼくがベジタリアンになったのか?
ベジタリアンについて、種類、体の変化、メリットなどを余すところ無くお話しましょう。
目次
ベジタリアンとは?
菜食主義(さいしょくしゅぎ)あるいはベジタリアニズム(Vegetarianism)とは、健康、道徳、宗教等の理由から、植物性の食品による食生活を行うことである。実践者は菜食主義者かベジタリアンと呼ばれる。
ベジタリアンは「野菜の “Vegetable”」の意味ではなく、「健全な・生き生きした・活発な」という意味のラテン語 “Vegetus” に由来する言葉です。
野菜だけを食べる人をベジタリアンと呼ぶのではありません。
あと勘違いされる人が多いのですが、
ベジタリアン=ダイエットしてる人
ではなく、
ベジタリアン=健康で活力がある人
ベジタリアンの種類
引用:ヴィーガン|Vegan
ベジタリアンと一口に言ってもいくつか種類があります。
まずはペスコ・ベジタリアン(魚は食べる)として始めました。
一般の人より肉を食べる量が少ないゆるベジの「セミ・ベジタリアン」や、動物の肉だけを食べない「ノンミートイーター」など様々なスタイルがあります。
ベジタリアンの更に上には「ヴィーガン(Vegan)」と呼ばれる動物に苦しみを与えることへの嫌悪から、動物の肉や魚介類と卵・乳製品を食べず、また動物製品(皮製品・シルク・ウール・羊毛油・ゼラチンなど)を身につけたりしない人たち完全菜食主義者も実在します。
ベジタリアンになった理由
ぼくがベジタリアンになった理由は以下の3つ
- 健康のため
- 地球環境のため
- 動物愛護のため
ベジタリアンやヴィーガンの人からいろんな話を聞いて「理解できる部分」や「共感できること」もあって興味を持ち始めました。
自分でも本を読んだりして、調べていくうちにベジタリアン生活がどんなものなのか興味半分でやってみようかと思ったレベル。
お肉を食べなくなると健康になる?
お肉を食べていたころは、
- 消化不良
- 便秘・下痢
- 胃痛や胃もたれ
これらの症状に悩まされていました。
ながれ的には、
↓
不消化
↓
胃もたれ
↓
便秘・下痢
↓
(おぇッ…)
こんな感じでしたね。
お肉を食べなくなると、これらの症状は解消されるのか?
そんな食生活を変えたい思いから、ベジタリアン生活を始めてみました。
▼ 「日本人には肉は合わない」と一刀両断してる本
ベジタリアンは、地球温暖化を抑止できる
現在の地球温暖化は、50%以上が畜産によるものが原因
引用:地球環境のため
国連は世界中の車やトラックが出す排気ガスよりも、食肉のための動物の飼育が排出する温室効果ガスのほうが大きいとも発表している。
肉を消費しないことで、
- 温室効果ガス削減
- 水と土壌の汚染対策
- 地球温暖化の防止
- 熱帯雨林が家畜用に破壊されない
これらに繋がっていくことは間違いない。
植物(野菜・穀物)を動物に食べさせて肉として食べるよりも、植物を直接食べたほうが多くの人間を養う事ができます。
肉を食べないベジタリアンは地球をよくするのですね。
豚の死・解体を直視して衝撃を受けた
旅先コロンビアで、豚が解体されてしているシーンを見た。
その光景を直視(生で見たのが)想像をはるかに超えたグロさ、あまりにも衝撃的すぎたのを今でも鮮明に覚えている。
ただただショックだった。
いつもスーパーで何気なく見ていた豚肉。
発泡スチロールのトレイの中に閉じ込められた肉の塊。
ごく普通に食べてた豚肉。
それとこの豚との光景が一致しなかった。
自分でさばけないと思ったし、さばきたくないと思った。
そんなやつに食べる権利があるのか?
その後、動物について真剣に現実に考えるようになった。
ぼくは犬が大好きで、実家でも犬を飼っています。
「犬は食べないくせに、なんで牛や豚は食べる?」
そんな質問を自分に問いかけていた。
「犬は可愛いから?」
「豚肉はおいしいから?」
そもそも犬を食べたことないし
美味しいかもしれないのに…
豚や牛もぼくにとっては可愛い動物。
「なんで、食われる?」
「なんで食うんだろ…」
差別だ。
普通に考えて差別だろ。
犬は飼い主になでられ、家族のように愛される。
その一方、豚は人間に食われるために生まれてくる?
人間は肉を食わないからって死ぬわけではない。
ただの自己満だろ。
.
.
.
って考えさせられた。
▼ 食の安全と肉食を倫理面からわかる本
ベジタリアンになって変わったこと?
- 体質が改善された
- ダルさがなくなった
- 穏やかな性格になった
- 食への関心が高まり知識が増えた

圧倒的に健康な体になったのは間違いない。
消化不良がなくなり快便、以前あった体のダルさもなくなり常に活発的に動けるようになった。
「肉食はアグレッシブな性格!」なんてことはないが、菜食主義で野菜や動物そして地球環境を考えることによってより穏やかな性格になった気がします。
ベジタリアンのメリット?
1年間つづけてみて、
- 健康を保てる
- 食費が安くすむ
- 常に活発的に動ける
- メニューを選ぶとき楽ちん
便通が良くなったのは本当に驚き、消化不良も解消されて体のダルさもなくなり活発に動ける。メリット多めと感じました。
ベジタリアンのデメリット
慣れればそこまでデメリットはないですね。
- 理解してもらいにくい
- 外食のメニューの幅が狭まる
- 断らなければならないときが多々ある
日本では今だベジタリアン向けのメニューを提供している店舗は少ない。
嫌な誘い(飲み会)のときは逆にベジタリアンを理由に断れるのでメリットである。
ベジタリアンの注意点
肉にはたくさんタンパク質が含まれています。
タンパク質は筋肉の増強などに欠かせない栄養素ですが、厄介なことに消化の悪い肉が腸内で腐敗して悪玉菌を増やす原因となるのだ(便秘や胃痛が起こる)
肉をたべない分、代わりになる大豆や野菜などで必要なタンパク質はとるようにしましょう。
肉を食べないことで健康に良い効果があると言いましたが、健康にはバランスの良い食事が大切だ。体質に合った食事を心がけることが大事です。
ベジタリアンをこれからも続けていく?
結論から言うと、
[voice icon=”http://kanki.hippy.jp/wp/wp-content/plugins/speech-bubble/img/DSC_4197-37.png” name=”かんき” type=”l”]続けていきます。[/voice]- 健全な食生活がおくれる
- 地球環境に貢献できる
- 動物愛護ができる
体の調子もずっといいし、お肉を全く食べたいと思わない。
日々新しい発見と知識が増える楽しさ。
総合的にみてぼくはベジタリアン生活が合う。
まとめ
「肉を食べるな!」とは言っていません。
Vegetarian:ベジタリアン
こういった生き方もあるということ。
生活をいきなり180度ガラッと変えるのは正直難しい。
まずは肉の量を減らしてみたり、週に1回は肉を食べない日をつくってみたり「どう変化するのか?」「どう感じるのか?」をためしてみることをオススメします。
一番大事なのは、
自分にとって何が必要で何が不要かを考えること。
地球や動物のために自分なりに
「何ができるのか?」
一人一人が考えていくことなのかなと思います。