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平成30年6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に広い範囲で記録された台風7号および梅雨前線の影響による集中豪雨

降り止まない雨によって起きた被害は…

  • 川の氾濫
  • 土砂崩れ
  • 浸水など

あらゆる地域を襲った平成最大の豪雨災害

西日本の中でも特に被害が大きかったのが広島県呉市。

1ヶ月経た被災地ですが「泥出し作業、がれき撤去が終わらない」「まだまだ人手不足だ」という声を聞きました。

日常生活を取り戻すには、まだまだ時間がかかるでしょう。

▽ こちらの動画をご覧下さい

 

広島県呉市にてボランティア参加

8月7日から8月10日までの4日間。

7月17日に立ち上げられた「キリスト教会・広島災害対策室・呉ボランティアセンター」を通してボランティアをさせていただきました。

目的・理由としては以下の3つ

  1. 現地での手伝い
  2. 現地の活動・現状報告
  3. 他教会・クリスチャンとの繋がりを深める

今回、活動報告も含めボランティアをして感じたことをまとめてみました。

※polca支援して下さった方々の名前を1番下に表記させていただいています。

 

なぜボランティアをするのか?

クリスチャンだから善人ぶってボランティアをするワケではありません。

平成最後の真夏(8月)

ぶっちゃけ、この炎天の中で野外作業…

考えてみてください。

マ ジ で 暑 す ぎ る w

(熱中症で作業できなくなった人も実際いました)

ボランティアなので、もちろん無給。

金銭的な見返り、利益を求める活動ではありません。

支出が0円だったらまだしも、交通費や食費などを含めるとマイナスになるんですよね。

(今回は多くの方に支援していただきました)

それも含めての「無償の愛・ボランティアなのか」…と改めて考えさせられましたね。

じゃあ、どうしてボランティアなんて参加したのかって?

それには、3つ理由があります。

  1. 現場に行くことによって現状が理解できる
  2. 被災者の立場に立って考える
  3. 助けられた過去の恩返し

 

① 現場に行くことによって現状が理解できる

ぼくは理解力が乏しいせいか(ただのバカ)

いくらニュースや新聞で被災地の現状を見たとしても、それが実際どれだけのことなのか…

わかったようでいて、きちんと理解できていない。

豪雨の影響によって出た死者数は200人以上

出典:Wikipedia

ニュースを観てると、

毎日、当たり前のように誰かが死んでく

どれだけ悲しいことでしょう。

現場に行くことで「ホントに現実なんだな」とコトの重大さが理解できるんです。

同じ日本人として、同じ地に立つ者として〝心に留める〟べきだと強く感じました。

理解したところで何もできないんですけど、小さなことを大きな愛をもって行う

現場に行くことによって〝その小さな一歩〟が湧いてくるんですよ。

 

② 被災者の立場に立って考える

想像してみてください。

  • 大切な人
  • 住み慣れた家
  • 育ってきた町

一瞬にして失うことを…

ひとたまりもないですよね。

呉のキリスト教会の信徒さんの母の家が浸水

もし自分に起きたことを考えると、

「どうしたらいいかわからない」

なんとかしないといけないけど、立ち上がれない。

きっとそんな苦しい状況がつづくでしょう。

その状況から抜けるために必要なのが、手を差し伸べてくれる人たち

 

③ 助けられた過去の恩返し

これまで生きてて誰かに助けられたことありませんか?

ぼくは多々ありますが(いつも助けてくれる人ありがとう)

どうしようもなく立ち上がれなかったとき、手を差し伸べてくれる人がいました

それも、そのとき初めて会った人。

仲が良い人ではなく、全く知らない人

「どうしてこんなに優しいんだろう?」と疑問でしたが、今ならなんとなくわかる気がします。

そのとき受けた〝愛のバトン〟を渡せるような人になりたい。

受けたを、困っている人に返せるように。

そう過去の人から受けたんですよね。

 

ボランティアに対する考え

ボランティアってなんかしんどいイメージありませんか?

たしかに今回のような炎天の中、ひたすら泥出し…みたいな作業はしんどいですがw

実際は「その時の状況」と「ボランティアする人」によって役割があるんですね。

 

ボランティアの役割

女性によくあるケースとして

  • 物資の整理・分配
  • 問い合わせ対応
  • ご飯を作る(炊き出し)
  • 子どもの世話

ボランティアをする人のためのサポートも重要な役割。

だから

ボランティア=重労働

だけではありません。

ってのを知っていただけたら嬉しいです。

 

敷居がもっと低くなるべき

これは賛否両論あると思いますが、

個人的な意見として…

ボランティアに参加することは、もっと旅行感覚でもいいと思いました。

ボランティアの数が足りてない場所も多い現状です。

「旅行のついでにボランティア」

「夏休みの旅行(ここに行ってボランティアしよう)」

こんな感覚でもいいんじゃないでしょうか?

  • 新しい出会いがあったり
  • ボランティアでないと絶対訪れない場所

旅とボランティアは相性がいいかと思います。

今回、#旅とボランティア というハッシュタグを作りました。

もっと旅をする感覚でボランティアに参加する人が増えればいいなと思います。

 

ボランティアで筋トレ&ダイエット

4日間ボランティアをした結果

体重を毎日測ってみました。
└(測る時間は同じ時間帯)
└(測定前、ご飯は食べていない)

たった4日間で、約1kgも減量。
尚、筋肉アップもしたでしょう。

重労働のボランティアは、ダイエットや筋トレがしたい人にとっても効果抜群

ちなみに、入浴無料支援というのもあり

ボランティアの方は地域の温泉に無料で入浴できます。

(疲れた体を温泉で癒せる)

ホンっと助かりました!

 

支援する人と、足を運ぶ人の役割

現地で作業する人だけが、ボランティアではなく…

  • 金銭的な支援
  • 物資の支援
  • 場所の提供など

これら金銭的なサポートなど

支援する方々も〝ボランティア者〟だと思います。

 

今回、ぼくはボランティアに行くための交通費を賄うため、polcaを使ってWeb上で資金を集めました。

polcaとは?

資金調達のアプリの1種。やりたい事を思いついたら、企画をたて、必要な金額を集めることができます。 

▽ ツイッターにて公開

 

このようにして呼びかけてみたら、

信じられないくらい多くの人に支援していただきました。

ホントにありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

▽ 支援してくださった方の声

それに加えて、広島駅へ到着する日の夜。

到着が遅くなってしまうため、呉市まで行くことができませんでした。

滞在場所の助けをツイッターにて求めてみたら(図々しい)

3名の方から

「泊まってもいいよ」
「泊まれる場所を手配するよ」

とご連絡いただきました。

本当に多くの方々の助けあってこそです。

感謝しきれない…。

ありがとうございました!

長くなりましたが、以下から活動報告になります。

 

広島災害対策室・呉ボラセン 到着 1日目 (安芸津町)

7月17日に立ち上げられた「キリスト教会・広島災害対策室・呉ボランティアセンター」を通して、ボランティアをさせていただきました。

「インマヌエル呉キリスト教会」を拠点に、様々な教会と一致団結し活動されています

ボランティア初日の当日。

土砂崩れによる影響でJR線が脱線し、広島市から呉市までの電車移動ができず、途中の駅から代行バスが運行していました(約3ヶ月はこの状態になるそうです)

 

安芸津(あきつ)キリスト教会

呉市中心部などは復興していて至って普通の日常生活が流れていましたが、まだまだ手のつけようがない地域もたくさんありました。

初日は、呉市から40分ほど車で走った東広島にある安芸津(あきつ)町へ。今回、作業を手伝わせていただいた場所は安芸津(あきつ)キリスト教会

教会の脇を流れる川が増水して、駐車場の砂がえぐられ悲惨な状態に。

礼拝堂はかろうじて浸水から守られましたが、床下浸水は避けられず…

床下浸水してしまった場合、出来るだけ迅速に対処することが…

  1. 排水
  2. 乾燥
  3. 消毒

床の剥ぎ取り作業と排水は終わっていたので、泥が残っていないかの最終確認。乾燥、消毒を手伝いました(普段全くしない作業なので、わからないことだらけ)

今年の1月にこちらの教会の牧師(向井正信先生)が召されたことで、現在無牧の状態。信徒3人で礼拝を守っているそうです。

少しずつ復興作業は進んでいますが、まだまだ課題は山ほどあります。安芸津(あきつ)キリスト教会の上に主の助け、癒やし、平安が与えられるようお祈りください。

 

広島災害対策室・呉ボラセン 3日間 (天応地区)

8月8日から8月10までは、呉市から10kmほど離れた天応(てんのう)地区で作業をしました(動画で見ていただいた写真はこの現場です)

呉市内と異なって、現状は想像以上に過酷

1ヶ月経ったにもかかわらず悲惨な状態でした。川の氾濫、そして住宅地を飲み込んだ土砂崩れ。

被災者の方が「どうしようもない」「どうすることもできん」と口にしているのを聞くのは心が痛みました。

そして人間の無力さ、自然の圧倒的な恐ろしい力を改めて実感しましたね。

天皇地区では、多くのボランティアの方々が配属され、それぞれ必要な場所に分かれて作業を実施。

ここでの作業は主に、

  • 泥出し
  • がれき撤去

この作業だけでも、どれくらい時間がかかるのか想像もできません。それくらい悲惨な状況です。

ぼくたちボランティアが作業する場所は、重機が入れない場所。住宅地の狭い側溝に溜まった泥を取り出す作業です。(3日間ほとんどこの作業をしました)

炎天の中、ひたすら泥をスコップで取り出す。

水が含んだ泥はとてつもなく重たい

36度の中、終わりが見えない作業をひたすら続けることの辛さ。

「もしこれが1人だったら…」と考えると心が折れますね。

 

泥出し礼拝

過酷な作業でしたが、ここには全国から集められたボランティアの方々〝キリストの光を放つ〟同志が共にいる。

イエス様は、私たちの中におられます。被災者の方々に〝キリストの愛〟を表すこと。

言葉を通さなくても、神様の栄光が「泥出し作業」や「挨拶」で表されていたことを信じ、どろんこになりながらも「これも礼拝だな」と感じながら作業をしていました

 

ボランティアを通して

今回、4日間という短い期間でしたが多くの学びがありました。

全国から集まった〝キリスト者〟

宗派・教派を超えた一致団結

今回、プロテスタントが集まる中、カトリックの方も共に参加されていました。

手と手をとりあって協力し合うでもないと本当に先の光が見えません。今回こうして共に活動できたこと、心より感謝します。

 

今後の活動のためにも引き続きお祈り下さい

被災地支援はまだまだ続きます。
復興のための支援が必要不可欠。

今後もこれまで関わった案件は進められ、また地域に寄り添った働き…

  • 安芸津(あきつ)
  • 安浦(やすうら)
  • 川尻(かわじり)
  • 天応(てんのう)

のフォローアップは今後も続けられるとのこと。

8月・9月もボランティア募集中です。

現地に行く者だけではなく、私たち1人1人が〝キリストの香り〟を放つ者として用いられますように。

被災地・被災者のため、ボランティアされている全ての方々、率いる牧師・リーダーの上にも引き続きお祈り下さい。

ボランティアへの参加を考えておられる方は「キリスト教会・広島災害対策室・呉ボランティアセンター」のFBページからも活動が見れます。

 

さいごに

最後に再び言いますが、

現地で作業する人だけがボランティアではなく、支援して下さる方々も〝ボランティア者〟です。

  • 被災地に行きたくても行けない人
  • 作業を手伝いたいけどできない人

仕事や体調、様々な理由があるでしょう。

今回、その方々の想いと一緒にボランティアできたこと。

支援・協力して下さった一人一人の〝ボランティア者〟に感謝します。

ボランティアを通して学んだこと。

それは、

 

手と手をとり合って、共に生きること

 

「自分はそこの出身でもないし、関係ない」ではなく

同じ日本人として、同じ地に立つ者として〝心に留める〟べきだと強く感じました。

 

一言でまとめると〝愛〟ですね。

 

支援物資やお金、そして費やす労働時間…

どれもこれも必要ですが、どれだけしてあげたのではなく、どれだけ心を込めたか

心を込めた協力をしていければ〝愛のバトン〟を繋いでいけるのではないでしょうか。

 

ボランティアに参加する

9月になってもまだまだ人手不足は続きます。

随時、ボランティアは受付中ですので、参加できる方はお問い合わせ下さい。

ボランティアするにあたって

  1. クリスチャン向け
  2. 一般の方向け

2種類ありますので、ご紹介しておきます。

 

① クリスチャン向け

キリスト教会・広島災害対策室・呉ボランティアセンター

ボランティアへの参加を考えておられる方は、ボランティアフォーム登録(コチラ

その後、080-9790-9493 ← へお電話ください。

 

② 一般の方向け

呉の社会福祉協議会(社協)

くれ災害ボランティアセンター

ボランティア専⽤電話(0823-25-3860)←こちらに問い合わせください。

活動はFBページからご覧になれます。

 

滞在場所について

寝泊まりする場所ですが、各自で確保しなければいけません。

  1. 無料で泊まれる宿泊所
  2. 有料(格安)で泊まれる宿泊所

2種類ございますので、ご紹介いたします。

 

カトリック呉教会 マリア館(無料)

上記のボランティアセンターとは別に、呉市内にカトリック教会(カトリック呉教会 マリア館)で宿泊の提供があります(無料)

※こちらはクリスチャンでなくてもご利用できます。

宿泊申し込みは、申込フォームにご記入の上、メールでお送り下さい。

その後、08097953637(担当助祭・久保師)に電話をして頂けると助かります。

申請フォームはコチラ

※宿泊人数は限りがございますので、なるべく早めに問い合わせをオススメいたします。

 

大和温泉物語

呉駅側にある「大和温泉物語」

こちらは温泉であり、宿泊もできる施設となっています。

ボランティア活動をされている方に対して、

  • 温泉入浴:無料
  • 簡易宿泊:800円(朝食付き1,100円)

というサポートをして下さっています。

宿泊費を抑えたい方はこちらはオススメです。

詳しくは、公式ホームページ or Twitter(@yamatoonsen)をご確認下さい。

 

その他は、呉市内のホテル・ビジネスホテル等になります。

宿泊費用を抑えたい方は、無料で泊まれる「カトリック教会」

もしくは、格安800円で泊まれる駅側の「大和温泉物語」をご利用下さい。

 

Special Thanks

29人の方々に「polca支援」
個別で支援して下さった4人

計33人の方々に支援していただきました。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回、ボランティアを通して現地の状況を理解し「より多くの人に知ってもらいたい」と強く思いました。

シェアしていただけると幸いです。


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ABOUTこの記事をかいた人

プロテスタント・クリスチャン。旅しながら、キリスト教ネタを発信しています。現在29カ国 / トラベル × フリーランス / ライター兼カメラマン。海外トピック、旅、ワーホリ・留学、英語向上ノウハウなどについてブログを書いてます。